炊飯器の選び方：一人暮らしに必要な家具インテリアと家電：一人暮らしのインテリアコーディネート

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一人暮らしのインテリア家具/家電

炊飯器の選び方　[キッチン家電] [編集]

一人暮らしの基本は、自炊することが食費の節約になる事は言うまでもありません。きちんと自炊できる人はもちろんの事、自炊が苦手な人も、ご飯だけ炊いておけば、お惣菜を買うにしても、レトルト食品を買うにしても節約になります。一人暮らしの食費の節約は、まずお米を炊くことから始まるのです。

炊飯器を買う前に、ご飯を炊くことができるのは炊飯器だけではないことをご存知ですか。スイッチひとつでOKの炊飯器は確かに便利ですが、普通の鍋だってご飯は炊けます。狭いキッチンにひとつでも置くものを減らしたいという理由で炊飯器を持っていないという一人暮らしさんも、実は少なくありません。

土鍋や圧力鍋などは、ご飯が美味しく炊けるだけでなく、他の調理にも使えて便利。また、自炊をする回数が多くないという人は、炊飯用の電子レンジを利用するのもいいでしょう。いずれにしても、炊飯器よりも短時間でご飯が炊けるというメリットがあります。

IH炊飯器は、電磁力によって内釜全体が発熱するため、強く、均一に加熱して、ご飯を炊き上げます。炊きむらがなく、ふっくらとしたご飯が炊きあがります。炊飯時間を短縮した圧力IH、吸水時間が要らない超音波IH、一粒一粒がしっかりと炊きあがるスチームIHなど、様々な加熱方式があり、それぞれに特徴があるので、ライフスタイルやご飯の好みで選ぶのがおすすめ。

値段は3合炊きで、1万2千円前後～。容量の主流が5合炊きからなので、一人暮らし向けとしては選ぶ機種が少ないかもしれません。

マイコン炊飯器は、本体の底にあるヒーターが加熱され、内釜に熱を伝えることで、ご飯を炊き上げます。そのため、全体的な熱が弱く、またヒーターの当たる部分とそうでない部分で炊きむらが出ることがあります。

炊飯器でご飯を炊くとき、容量に対して少ない量を炊こうとすると、味が落ちたり、電気代が無駄にかかることがあります。ただし、一度に多く炊いて冷凍保存をし、日頃の調理の手間を省くというのも、一人暮らしの知恵です。

一般的に一人暮らし向けとされる炊飯器は3合炊き。ただし、IH炊飯器を選びたいときには種類が少ないため、こだわって炊飯器を選ぶなら、あえて機種の多い5合炊きを買うという方法もあります。

炊飯器の電力は、炊飯時に最も高くなります。3合を2回炊くより、6合を1回炊くほうが節約になるのです。

しかし、一人暮らしで沢山の米を炊いてしまうと、食べきるのにかなりの日数がかかります。そこで一人前程度に小分けして、ラップなどで包装し冷凍しておきましょう。次回から、食べる分だけ電子レンジで温めれば、また美味しいほかほかご飯になります。

この方法は、炊飯＆保温の節約になるばかりでなく、何回もご飯を炊く労力の節約にもなるのです。